Wimax2+に速度制限がある?
速度制限がないWiMAXに対し、速度制限があるといわれるWiMAX2+。なぜなのでしょうか?
これはDocomo・au・Softbankといった日本の三大携帯キャリアが暗黙のルールとして4G縛りをしていることに関係します。
つまり、WiMAX2+も「同月内のデータ使用量が7GBを超えた場合、ペナルティとして月末まで速度上限128KB/sに制限(ただし追加料金によるペナルティ解除の手段は提供)」「直近3日間のデータ使用量が1GBを超えた場合、その後24時間は通信速度を制限する(ペナルティ解除手段は無い)」という4Gルールを採用しており、このためデータ使用量に気をつける必要があります。
WiMAXから4G LTEへ乗り換えは非常にナンセンス
ちなみに現在日本国内で純粋な4GといえるのはWiMAX2+とdocomoのXi:VoLTE(LTE-Advanced)のみで、他は4Gと銘打っていたとしても国際電気通信連合が定めた規格に準じていないものがほとんどです。
例えばdocomoのXi、auやSoftBankの4G LTEは第4世代といっていたとしても実際のところはWiMAXと同じ3.9Gに分類されます。
このためWiMAXから4G LTEへ乗り換え、というのは非常にナンセンスであることがわかるでしょう。
様々な通信サービスが提供されている現在だからこそ、各々の企画をしっかり理解して賢く利用したいものです。