できれば室内でも快適に使いたいWimax
屋外でネットが使えるWiMAX。対応エリアにも寄りますが一般的に通信速度は十分速く、人によっては自宅のADSLをやめてしまおうと考えるケースもあるようですね。工事もいらない、ADSLより速い、外でも使える……良いこと尽くめのようですが、WiMAXの唯一にして一番の欠点として「室内における感度が悪い」という点が挙げられます。外にいる間はアンテナがしっかり5本つくのに、室内に入った途端これが1本?2本に減る、あるいはすっかり無くなってしまうというケースは多いようです。これはWiMAXが用いている電波の周波数特性によるもので、直線性が非常に高いために建物の中に潜り込みにくく、室内にまで電波を届かせることができないという点によるものなのですが、でもできれば室内でも快適に使いたいものですよね。
ならばWiMAXのルータ・あるいはPCを感度の良い場所へ移動すればいいのでは?ともいえますが、例えばデスクトップPCと組み合わせている場合は移動も難しいものです。しかしこういった場合でも、例えばUSBタイプのWiMAXカードを使っているのならば意外と簡単に解決できます。
すべてのWimaxルーターはmicro USBコネクタがついていて、パソコンとWifiでネット接続するだけでなく、USBケーブルにつないでネット通信ができるのです。またUSBケーブルにつないだ方が、いろいろ電波干渉のあるWifiより安定的にデータ通信できるのです。
そこで、USBの延長コードを使ってWiMAXカード自体を窓際などの感度の良い場所へ持って行くのです。これだけでアンテナ無しの状態からアンテナ数本状態まで回復させることができます。
USBによるWimax通信を行うことにより、電波感度が上がったという報告は多くの利用者ブログなので見られます。
一度試して見るのも手ですね。