Wimaxサービスは失敗なのか?
「どこでもインターネット」を目標に始まったはずのWiMAX。でもサービスエリアがサービスが始まった当初から変わってない、全然広がってなくないか、これはWiMAX事業失敗か……?とお考えの人も多いでしょう。
実はWiMAXを運営するUQは、今現在どうやら初期のWiMAXよりも電波利用効率がより高くなる、WiMAX2+のエリア拡大に力を注いでいるようなのです。将来的にはUQは保有する帯域全てをWiMAX2+に移行し、いわゆる家庭の光回線に対する対抗馬としてのインターネット回線に仕立て上げようとしているようです。
次のUQ Wimaxの戦略は?
現在のWiMAX2+はTD-LTE互換になっている、FDD-LTEとほぼ同じ扱いをされるいわゆる「4G回線」であり、このため「これでは携帯回線と同じではないか?」という意見もあるようですが、しかしながら少なくとも現在のところ回線利用者が一般の携帯ユーザーほど多くないため、回線がすいていることも相まって回線の実測速度が速いことをメリットとして数えることができるでしょう。
しかしながら今のユーザーはルーターでの暫定無制限期間に魅かれて使用している人が多いこともまた事実。これがこの期間が終わったときにどうなるか、すなわち回線利用量に制限をかけるか否か、でWiMAXが存続するか潰れるかは決まるのではないでしょうか。今後UQが打ち出してくる方針に要注目です。