モバイルルータの通信速度と満足度
東京の春のおでかけスポット(春はあまり関係ないんじゃ…)で通信速度比較や満足度の調査がおもしろかったので、少しまとめてみました。
どちらの調査も、UQ WiMAX に優位な結果が出たようです。
各機種を同じような条件なるように設定したうえで、ブロードバンドの通信速度を測るサイトにアクセスして比較を行いました。
また、接続方法を変えて、各地点で3回ずつ計測し、その平均値を計算しました。
比較を行ったのは以下の3社です。
・UQ コミュニケーションズ(UQ WiMAX)/「Wi-Fi WALKER WiMAX 2+ HWD14」
・NTT ドコモ /「HW-02E」
・ソフトバンクモバイル / 「Pocket WiFi GL10P」
※会社名/機種名
結果、下り速度ではダントツでWiMAXが速く、20か所中、18か所で最速値を出したようです。その他の2か所は、ソフトバンクが速かったようです。
上り速度では、WiMAX が10か所でソフトバンクが9か所、ドコモが1か所という結果でした。
ドコモにはもう少し頑張って欲しいですね。
なお測定地点は、上の画像を参照して下さい。
通信速度低下はストレスをもたらす
モバイルデータの通信事情に関するアンケートでは、約7割以上の人が通信速度の低下に対するストレスを感じているようです。
また、タブレットなどからの通信がここ1年で増えたと回答した人も半数以上もいた為、これらが通信速度低下の原因につながっているのではないかとの結果でした。
通信速度低下へのストレス経験(上)通信機器所有台数の変遷(左)、通信時間の変遷に関するグラフ
今回比較した会社のサービスのユーザー満足度では、57.7%が「満足している」と回答したのに対し、「満足していない」と回答したユーザーは42.3%でした。
サービス別では、WiMAX のユーザーが最も満足度が高く、76.0%が「満足」と回答したそうです。
また、他社への乗り換えを検討しているのは約3割で、そのうち約半数のユーザーに WiMAX が支持されているそうです。
WiMAXの強みは「料金の安さ」と「速度制限なし」というパフォーマンスの良さでしょう。逆にドコモやソフトバンクで評価されたのは、通信速度ではなく、「通信サービスエリア」だったそうです。